残念ながら魂などについては入れる余地のない話ですが。しかし仮に得られる結果が同じようなものだとしたら、絵のようなものはなるべく早く仕上げたいと考えるのではないでしょうか?
というわけでデジタル。何だか知らないうちに猛烈に進化しています。しかもお値段もそこそこお手頃です。
なんてことは、もうとっくにご存じの方も多いでしょうけど。しかし未だに躊躇している方がいらしたら、少しこの先を読んでみて下さい。
ちなみにデジタルを使いこなせれば、作画作業は格段にスピードアップルするだろうとの手応えはあります。しかしいまのところ覚えるのが大変で、じつは作業スピードはダウンしていたりするのではありますが……。
いや、これくらいはいずれ取り戻せることでありましょう。
CLIP STUDIO PAINT
CLIP 創作活動応援サイト
http://www.clip-studio.com/clip_site/
いまではほとんどのデジタル絵描きさんたちが使ってるツールですね。モノクロマンガ用のComicStudioとカラーイラスト用のIllustStudioがひとつになった後継ソフトといった感じです。
私はいちばん最初のComicStudioから手を出しているのですが。でもって、大きなお金はたぶんそのときまとめて払ったきり。(その後、細かい出費はもしかしたらあったかもしれませんが、忘れてしまいました……)
というわけでそのままバージョンアップを重ね、最新版のCLIP STUDIO EXを使っていたりするのでした。
ちなみに私のデジタル履歴を簡単にご紹介しますと。
1.アナログでペン入れ。スキャナーで取り込み。PhotoShopプラグインのPowerToneでトーン貼り。カラーはPainter。
2.トーン貼りをComicStudioへ変更。セリフにも使用。
3.カラーの色塗りをSAIへ変更。
という感じになります。
そして最近になって、ペン入れからトーン貼り、そしてカラーの色塗りまで、全部CLIP STUDIOに切り替え始めたのであります。
もちろん下描きから全部CLIP STUDIOでやることも出来ます。私もいずれはそうしようかと思ってます。いまのところ絵コンテや下描きまでは、紙と鉛筆のほうが馴染むところはあるんですが。
中華液タブ HUION GT-220 V2
アマゾンでいま見ると7万円を切ってますね。同サイズ(22インチ)のワコム製品だと17万円超え。ワコムの液タブは触ったことがないので、価格差と性能差が実際のところどうなのかはわかりませんが。とりあえずはまあ使えてます。
下記の方のレポートなども。
HUION製液晶ペンタブレット GT-220 V2 の簡易レポ - Togetterまとめ
https://togetter.com/li/1039117
今回のCG集については、デジタルでペン入れをしようと決意して、途中までWacomの板タブ(INTUOS4 PTK-640)とCLIP STUDIOでやってたんですが。たしかに手ぶれ補正もきちんと効いて、シャープできれいな線が描けますし。ちゃんと覚えればアナログを上回る仕上がりになりそうですが。
しかし不慣れなせいか、時間がかかってかかって仕方がない。というかこの先恐ろしいほどの時間をかけても慣れるという見込みがなさそうにさえ感じられる。
で、ペン入れはアナログに戻そうかと悩み始めていたところへ、安い中華液タブでもまあまあ使えるのではないかとの情報を聞きつけたのでした。
でもって実際に触り始めてみたところ。いくつか気になる点はもちろんありましたが。
・液晶画面の厚みによって発生するペン先と画面との視差。
・手で画面が隠れる問題。
・発色の悪さ。
・目の疲れ。
・どうもいまいちなドライバー。
でもまあ、使っているうちにだいたい慣れました。アナログでのペン入れの経験が長い人の場合は、液タブのほうが経験を生かしやすいんじゃないかなー。
3D背景
で、液タブとクリスタで人物のペン入れは終えたのですが。すると次は背景。
CLIP STUDIOにも優秀なパース定規の機能があるので、少しはラクになるのですけど。しかしそもそもアナログ作画の頃から、背景作業というのはマンガの全行程の中でもとくに手間ヒマのかかる作業ではありますよね。
噂では、最近は3DCGで背景をやってる作家さんも増えているようなことは聞いていたんですけど。しかし3D処理というのは猛烈にPCの性能を要求する作業。というか、ポリゴンとかで3D素材を作るんだったら、まだ手描きのほうが速いんじゃないかと思うわけです。
と、ずっと躊躇してたんですけど。
でも試しにCLIP STUDIOに付いてる3D機能と3D素材を使ってみたら、古くてあまりスペックのよくないPCでも簡単に出来ちゃいました。なんと。
クリスタの3D機能についての簡単な記事は下記サイト様など。
クリスタの3Dで背景を作るのが楽すぎる | Makilog
https://h1ghcontrast.com/clip_studio_paint/180.html
ちなみに私がパース定規などを使いながらネチネチと時間をかけて描いた電車の車内というのがこちらの画像です。

ところがちょっと探してみたら、クリスタのデフォルトで電車内のデータとかあるではないですか。ちょっとアングルは違いますが、こういう感じにも出力できます。というかカラーでも出力できます。

何だかたいへんガッカリしました。手描きで必死になって描いた労力は何だったのだろう……。
これはもう、3Dデジタル背景しかないのではないでしょうか。
CLIP STUDIOさんのサイトでも多くの3D素材を配布しています。有料のものも無料のものもあります。
CLIP STUDIO ASSETS
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/search?word=%EF%BC%93D&order=dl
というわけで、私も今後はどんどん取り入れていきたいと思ったのでありました。
というわけでデジタル。何だか知らないうちに猛烈に進化しています。しかもお値段もそこそこお手頃です。
なんてことは、もうとっくにご存じの方も多いでしょうけど。しかし未だに躊躇している方がいらしたら、少しこの先を読んでみて下さい。
ちなみにデジタルを使いこなせれば、作画作業は格段にスピードアップルするだろうとの手応えはあります。しかしいまのところ覚えるのが大変で、じつは作業スピードはダウンしていたりするのではありますが……。
いや、これくらいはいずれ取り戻せることでありましょう。
CLIP STUDIO PAINT
CLIP 創作活動応援サイト
http://www.clip-studio.com/clip_site/
いまではほとんどのデジタル絵描きさんたちが使ってるツールですね。モノクロマンガ用のComicStudioとカラーイラスト用のIllustStudioがひとつになった後継ソフトといった感じです。
私はいちばん最初のComicStudioから手を出しているのですが。でもって、大きなお金はたぶんそのときまとめて払ったきり。(その後、細かい出費はもしかしたらあったかもしれませんが、忘れてしまいました……)
というわけでそのままバージョンアップを重ね、最新版のCLIP STUDIO EXを使っていたりするのでした。
ちなみに私のデジタル履歴を簡単にご紹介しますと。
1.アナログでペン入れ。スキャナーで取り込み。PhotoShopプラグインのPowerToneでトーン貼り。カラーはPainter。
2.トーン貼りをComicStudioへ変更。セリフにも使用。
3.カラーの色塗りをSAIへ変更。
という感じになります。
そして最近になって、ペン入れからトーン貼り、そしてカラーの色塗りまで、全部CLIP STUDIOに切り替え始めたのであります。
もちろん下描きから全部CLIP STUDIOでやることも出来ます。私もいずれはそうしようかと思ってます。いまのところ絵コンテや下描きまでは、紙と鉛筆のほうが馴染むところはあるんですが。
中華液タブ HUION GT-220 V2
アマゾンでいま見ると7万円を切ってますね。同サイズ(22インチ)のワコム製品だと17万円超え。ワコムの液タブは触ったことがないので、価格差と性能差が実際のところどうなのかはわかりませんが。とりあえずはまあ使えてます。
下記の方のレポートなども。
HUION製液晶ペンタブレット GT-220 V2 の簡易レポ - Togetterまとめ
https://togetter.com/li/1039117
今回のCG集については、デジタルでペン入れをしようと決意して、途中までWacomの板タブ(INTUOS4 PTK-640)とCLIP STUDIOでやってたんですが。たしかに手ぶれ補正もきちんと効いて、シャープできれいな線が描けますし。ちゃんと覚えればアナログを上回る仕上がりになりそうですが。
しかし不慣れなせいか、時間がかかってかかって仕方がない。というかこの先恐ろしいほどの時間をかけても慣れるという見込みがなさそうにさえ感じられる。
で、ペン入れはアナログに戻そうかと悩み始めていたところへ、安い中華液タブでもまあまあ使えるのではないかとの情報を聞きつけたのでした。
でもって実際に触り始めてみたところ。いくつか気になる点はもちろんありましたが。
・液晶画面の厚みによって発生するペン先と画面との視差。
・手で画面が隠れる問題。
・発色の悪さ。
・目の疲れ。
・どうもいまいちなドライバー。
でもまあ、使っているうちにだいたい慣れました。アナログでのペン入れの経験が長い人の場合は、液タブのほうが経験を生かしやすいんじゃないかなー。
3D背景
で、液タブとクリスタで人物のペン入れは終えたのですが。すると次は背景。
CLIP STUDIOにも優秀なパース定規の機能があるので、少しはラクになるのですけど。しかしそもそもアナログ作画の頃から、背景作業というのはマンガの全行程の中でもとくに手間ヒマのかかる作業ではありますよね。
噂では、最近は3DCGで背景をやってる作家さんも増えているようなことは聞いていたんですけど。しかし3D処理というのは猛烈にPCの性能を要求する作業。というか、ポリゴンとかで3D素材を作るんだったら、まだ手描きのほうが速いんじゃないかと思うわけです。
と、ずっと躊躇してたんですけど。
でも試しにCLIP STUDIOに付いてる3D機能と3D素材を使ってみたら、古くてあまりスペックのよくないPCでも簡単に出来ちゃいました。なんと。
クリスタの3D機能についての簡単な記事は下記サイト様など。
クリスタの3Dで背景を作るのが楽すぎる | Makilog
https://h1ghcontrast.com/clip_studio_paint/180.html
ちなみに私がパース定規などを使いながらネチネチと時間をかけて描いた電車の車内というのがこちらの画像です。

ところがちょっと探してみたら、クリスタのデフォルトで電車内のデータとかあるではないですか。ちょっとアングルは違いますが、こういう感じにも出力できます。というかカラーでも出力できます。

何だかたいへんガッカリしました。手描きで必死になって描いた労力は何だったのだろう……。
これはもう、3Dデジタル背景しかないのではないでしょうか。
CLIP STUDIOさんのサイトでも多くの3D素材を配布しています。有料のものも無料のものもあります。
CLIP STUDIO ASSETS
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/search?word=%EF%BC%93D&order=dl
というわけで、私も今後はどんどん取り入れていきたいと思ったのでありました。