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いまや数多くの作家さんが使っていて、業界標準レベルにまで普及しているクリップスタジオ。
高機能、多機能で、たぶんこれだけあればほぼすべての作業が出来るのではないかとは思いつつ。でもとてもではないですが、一気に全部覚えるなんて出来ませんね。

しかしそこはまあ、普及率の高いソフトウェアのありがたさ。何か疑問が発生したときにも、検索すればだいたい誰かが解決策を発見していたりします。

その1・同人CG集の差分管理にクリップスタジオのタイムライン機能を使う

差分というのは以前の記事で書いたように、目パチとか口パクのようなテクニックです。

これも枚数が増えて複雑になってくると、何が何だかわからなくなってくるのですよ。というわけで「クリスタ+差分管理」のキーワードで検索してみたところ、「タイムライン機能」というのがヒットしたのでありました。

クリスタ 差分管理 - Google 検索

作業画面はこんな感じになりました。

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アニメ用の機能のようです。アニメのひとコマを差分として割り当ててます。でもってひとコマごとに表示するレイヤーを指定していく感じです。

縦に赤くて太い線が貫いてますが、これが10コマ目。上から順番にレイヤーが並んでいて、各セルの背景が濃いグレーになっていると表示、薄いグレーだと非表示です。

ちなみに全レイヤーを縦に並べるとこんな感じ

具体的な使い方などについては、すでに解説されているサイトが複数ありますので。そちらなどをご覧になっていただいたほうがいいと思われますが……。

補足・手抜き解説

メニューバーの[ウインドウ(W)] → [タイムライン(X)]でタイムライン・ウインドウを表示。
そして[新規タイムライン]のアイコンをクリック。

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でもって通常のイラストとかでは[レイヤーフォルダー]を使っているのですが、その代わりに[新規アニメーションフォルダー]というのを作って、そこに差分レイヤーを放り込んでいく感じで、何とか使えるようでした。

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その2・レイヤーを重ねるときの設定

でもって話は変わって、今度はレイヤーの重ね方のお話。
私はなるべく現実の絵の具に近い感覚で描きたかったりするので、レイヤーもほとんど通常で重ねてきました。
ときどき乗算は使いました。たとえば肌の影など便利ですね。同じ色のレイヤーを乗算で重ねると、2枚分の濃さになって表示されるという。

でも最近の人たちはグラフィックソフトの性能を存分に駆使してますよねー。
そのあたりを意識して、前にアップした「ブラジリアン女性」のイラストでは、レイヤー設定もいろいろやってみたりしました。

こういう1枚絵なら、いろいろテクニックを試してみるのも面白いのですが。しかし枚数が極端に多いCG集の場合、何度も繰り返す手順はなるべくシンプルにとどめたいもの。

というわけで、簡単にすぐできるレイヤー設定を考え中です。

↓これはハイライトの白のレイヤーを、加算(発光)で重ねてみました。左が通常。右が加算(発光)。

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ハイライトの範囲が広がるので、小さめに描いてレイヤーの設定を変更すればいいかもしれません。
瞳や髪の毛のハイライトにも使えそうですね。

という感じで、「いままで描いた分のハイライトの設定を変えたい、何か簡単な差分管理の方法はないだろうか?」というところから始まって、今回の記事の内容へと至ったのでありました。

でも正直なところ、ネットで調べて独学でも何とかなりそうではありますが。まったくの未経験の人の場合は、クリップスタジオは学校とかで集中して教わったほうがいいのかもしれませんね。
高機能、多機能で複雑なソフトウェアだと思いました。